ちりつもでがっちり!

20代普通の会社員が元手0円からどこまで資産を増やせるかを綴っていきます。10年後くらいに見て参考になれば幸いです。

クロスバイクで300キロ近い旅に出た話 【静岡旅〜2日目〜】

f:id:wnagazubon:20190324165337j:plainこんにちは!

 

定時退社・早期退職が目標のけんしょーです。

 

先日に引き続き、クロスバイクで静岡に旅に出た話(2日目)について書いていきたいと思います。

静岡旅と言いつつも初日は到着して飯食って寝るという静岡をほぼ紹介せずに終わった日記ではありましたが、山登りの辛さゆえお許しをいただければと思います。

 

目次

感動の味 佐野製茶所

2日目は朝一から動き出し、目的の一つである“なんとなく茶畑が見たい”を達成すべく富士市にある茶畑へお邪魔しました。

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めちゃくちゃ美しい!!

見た瞬間“うおお!!” と心の中で叫んだであろう光景です。

記憶は定かではないですが人が全然いなかったので、声に出てたかもしれません。

 

伺った時期が8月あたりだったので1番茶ではなく3番茶あたりだったのかなといった印象ですがそれでもとても美しく、青々しく艶やかな葉っぱたちを眺めていました。

 

さてさて、お目当てでもあった茶畑を見たはいいものの。

そうなると肝心のお茶をいただきたく思うのはみなさん同じでしょう。

全く下調べのしていなかった私は、充電を厭わず富士市お茶屋さんをググり倒していきました。

 

そこで目に留まったのが、   佐野製茶所さん  でした。

本当はここから少し道に迷った私ではありますが、ブログでは素敵なことに店舗までひとっ飛びです。

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雰囲気がありますね〜。

空いたドア越しに見える茶畑!それを拝みながらいただくお茶は格別にうまかった。

 

私が頼んだのはこちら、

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水出し雫茶+お茶菓子のセット

 

すでに美しい!!茶畑コーナーに入ってから感動しっぱなしの私です。

飲みたい飲みたいとバカみたいに言いつつもお茶に関しては全くの無知な私ですが、店員の親切な女性の方が丁寧に説明をしていただきました。

 

水出しとは、苦味・渋み成分のカテキンを抑え、甘みを最大限に引き出す入れ方だそうです。

 

茶葉が浸る程度の水を急須に注ぎ、少し時間を置き旨味を抽出します。

その後、雫茶の名のごとく急須からぽたぽたとしたたるように落ちるお茶をいただくのですが、これが本当に初めての体験。

 

え!?お茶ってこんなに甘みを感じるものなの!?

なんて言葉じゃ足りないくらいの衝撃でした。

一口目をいただいた瞬間から笑みが止まりません(怖い)

ただ、それくらいの凝縮された甘み。

正直、味でこんなに感動したのは初めてかもしれないです。

 

自分の常識が覆されるのを感じました。

普段、ペットボトルのお茶しか飲んでいないそこのあなた!

ぜひ一度、佐野製茶所さんを訪れてはいかがでしょうか。

 

余談ですが、私が店を出て帰ろうと外で準備をしていた時に、「暑いから気をつけて」と店員のお母さんがお茶を持たせてくださいました。

“また美味しいお茶をいただきに訪問しよう”    静岡の方の人情味を感じた瞬間でした。本当にありがとうございました。

 

www.seichajyo.com

 

これぞ関西風 絶品石焼うなぎ

至る所で耳にする、関東風・関西風。

みなさんは、うなぎの関東・関西の違いってご存知でしょうか。

ちなみに私は全く知りませんでした。

なんなら他の関東・関西の違いも対して知りません。美味しければそれだけで幸せなタイプです。 

 

というのはさておき “うなぎ” においては、

  • 関東風:仕上げに蒸すのがうなぎだ!仕上がりふっくらうな重
  • 関西風:焼きこそ至高。皮パリパリうな重!あと頭付き。

というのがざっくりとした関東、関西の違いのようです。

 

私は、生まれも育ちも関東なので恐らくふっくらで育ちました。

そんな私が今回訪れたのがこちら、

沼津にある "うなぎ処 京丸"

こちらは関西風の焼き方でうなぎを焼いております。(全てがそうかはわかりません)石焼状態で提供される頭付きうなぎなんて初の体験でメニューを見るや否や即決で石焼きうなぎにしました。

 

さてさて、初のご対面です。

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う、うまそう…

熱々の溶岩石の上に乗っているので“パチパチ”と皮が焼ける音。そして香ばしい香り…

最高のコンディションでうなぎがやって参ります。

これに、肝焼きと肝吸いが付いてくるなんて贅沢すぎる!

 

味はもう言うまでもないでしょうが非常に美味しかったです。終わりに向かうにつれて自転車で自宅に帰ると言う使命が顔を覗かせては来ましたが、それすら頑張ろうと思えるくらいのパワーをいただきました。

www.unagidokoro.com

 

旅もいよいよ終盤 帰路につく

さて、静岡をしっかりと満喫した私。もはや満身創痍でもあった私ですが、もう箱根峠はこりごりだということで熱海の方を回って帰ることにしました。

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どこだかもわかりませんが、綺麗な景色だったので撮りました。

 

往路の箱根峠がきつかったせいか、復路はそこまで辛い箇所もなく順調に熱海を越え神奈川にたどり着いた私でしたが、ここで最後の最後にアクシデントが発生します。

 

もうあと残り4,50キロ地点。

軽快に海沿いを走行していた時、一気にハンドルが持ってかれ "あれれ、おっかしーな" と、かの名探偵ばりのセリフを放った私でしたが、後ろを振り返ってみると、、。

まさかの自転車のタイヤがパンク。

 

30秒ほど立ち止まった末、そこで今回の旅を終えることを決意しました。

終わってみると呆気なかったというか、まさかこんな形で終わると思っていなかったクロスバイクの旅でしたが、その後親に車で迎えに来ていただき(感謝)、改めて自動車という文化の素晴らしさを感じました。

 

2日間で得た学び

終わってしまえば、試練はあったもののまた機会があればチャレンジしたいなと思える旅になっていて、学生時代のやり残しをやれて非常に満足でした。

 

その中で私が学んだのは、

  • 服装はちゃんとしよう
  • 久々で300キロも走るのはやめよう
  • 自転車の適性を知ろう

  →クロスバイクは街乗り用で20〜30キロ乗るくらいが丁度いいみたいです。

   県外に出る場合は、ロードバイクをお勧めいたします。

ではなく。

 

  • 計画と目標を明確にする大切さ
  • 意外と少しくらいは頑張れるんだな
  • うまい飯は人を幸せにする

ということです。

 

いつ山頂につけるかわからず漕ぎ続けなければいけなかった箱根峠はかなりいい経験として自分自身の中に残ってるなと感じました。

なにより途中で諦めて下山しなくてよかったなとも。

 

そして静岡は、自然と海と人情が感じられるとても素晴らしい県でした。

 

私の場合はクロスバイクでどっかに行ってみる!でしたが、みなさんもやりたいけどやれてない。自身の中で燻っていることがあれば是非やってみてはいかがでしょうか。

新しい体験ができるかもしれません。

 

以上、けんしょーでした。